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メリタの本国・ドイツのエンジニアに学ぶ メリタジャパンサービス部のマシントレーニングをレポート
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メリタの本国・ドイツのエンジニアに学ぶ
メリタジャパンサービス部のマシントレーニングをレポート

メリタジャパンのサービス部では、主に業務用コーヒーマシンの設置、調整、点検、修理、などの業務を行っています。全国の拠点にいるエンジニアは、お客様に安心してマシンを使っていただくため、誰もが同じレベルでの対応ができるように頻繁にマシンのトレーニングを行い、知識や技術を習得しています。

今回は、メリタブランドのコーヒーマシンを作っている本国・ドイツのメリタ国際トレーニングセンターより講師を迎えての特別なトレーニングの様子をレポートします。

 

 

メリタジャパンサービス部 気鋭のエンジニアたち


メリタジャパンのエンジニアは、日本全国お客様のいるところにすぐに駆け付けられるように、北海道、東北、関東、北陸、中京、関西、中四国、九州と全国のサービスステーションに在駐しています。メリタジャパンのサービス部の特徴のひとつは、ほとんどのエンジニアがJCQAコーヒーインストラクター2級を取得していること。これは、ただマシンを設置・修理しておわりではなく、そのマシンで淹れたコーヒーの味にまでこだわりを持つことがメリタジャパンのサービスでありエンジニアである、という考えによるものです。実際、入社後にコーヒーインストラクター検定を受けたことでコーヒーの魅力にのめりこみ、趣味でラテアートを習得したり、ハンドドリップ大会へ出場するエンジニアも数多くいます。

 

また、メリタジャパンではジャパンラテアートチャンピオンシップをはじめとするコーヒー関連の大会のスポンサーを務めさせていただくこともあり、その際にはサービス部がマシンの設置・調整を行い、競技者が安心して競技に挑めるように競技者ごとにマシンメンテナンスをし、陰ながら大会を支える役割も担っています。

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各サービスステーションから選抜された代表者がドイツのトレーナーから特別トレーニング


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国内の熟練のエンジニアから若手に技術やケーススタディを講習するトレーニングは各地で定期的に行われていますが、今年4月には、メリタの本国・ドイツにある、国際トレーニングセンターの講師による特別トレーニングを実施。国内の各サービスステーションから選ばれた代表のエンジニアが参加。5日間、朝から夕方までみっちりと技術や知識を教わりました。このトレーニングで得たものはすべて各ステーションに持ち帰り、今度は自らがトレーナーとなって他のエンジニアたちに余すところなく伝えなければならないため、疑問に思ったことを即座に質問したり、写真におさめたりなど、各自がリーダーであるという自覚を持ち熱心に取り組む様子が印象的でした。

 

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技術的な用語も英語と日本語を交えながら、齟齬の無いように何度も確認

特別トレーニングに参加したエンジニアの一人に話を伺いました


今回、特別トレーニングに参加した感想を教えてください。

― 普段は本国のエンジニアとセッションする機会もなかなかないので、まず単純に、こういった機会を与えてもらって感謝しています。メリタのエンジニアとして10年近く経ちますが、今まで自分が培ってきた基礎的な部分の再確認もできた貴重なトレーニングになりました。また、新しい知識も得られたことで自分自身の成長も感じられましたし、これをどのようにして仲間に伝えていこうか、どうやって日本国内のサービスに活用していけるかということを、代表であることの責務を感じ、考えながら臨みました。

 

普段のトレーニングと違う点はありましたか?

― 5日間終日トレーニングをしっかりと受けたうえで、さらに湧いた疑問点や質問を積極的にぶつけることができたという点が良かったです。また、今まで自分が何種類ものコーヒーマシンを触ってきた中で得た知識は色々あるんですが、今回は全く違う観点の構造やパーツの動きの説明がありました。固定概念があればあるほど、理解が難しくなると思ったので、これからこれをどうやって仲間に伝えようか、という課題を感じました。

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ドイツのトレーナーから学んだこと、感じたことはありますか?

― マシンの構造ひとつにしても、なぜこうなっているか、その意図を含めて説明してもらえたので、同じエンジニアとしてレベルの高さを感じましたし、熱意に共感しました。また、過去の事例をどうマシンに反映しているか、などもとても勉強になりました。逆に日本国内での事例についての解決策の相談も真摯に受け止めてもらい、その場限りの取り繕った回答ではなく、しっかりと本国に持ち帰り対応を検討するという話もできて、対面だからこそできる双方向のコミュニケーションだったのかな、という気がしています。

また、ドイツのトレーナーと共通してある思いとしては「このマシンを使ってどのようにおいしいコーヒーを淹れるのか」というところでした。研修期間のうち2日程度かけて、実際にマシンでどういう味を抽出ができるのか、のレクチャーもしっかり受け、よりマシンの理解を深めることができたと思います。マシンによっても特性があったり、豆によっても変わってくるので、そこの議論ができたことも非常に良かった点です。

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日本全国の「喜んでもらいたい」気持ちにとことん寄り添うサービス


メリタジャパンは「おいしい」と喜んでもらえるコーヒーを安定して提供するマシンにこだわり、そして、導入後も安心してマシンをご利用いただけるように全国の拠点にエンジニアを配備し日本全国365日サポートできる体制を整えています。【「コーヒーを淹れる」が、みんなの「うれしい」に。】を合言葉に日本全国の「喜んでもらいたい」気持ちにとことん寄り添うサービスをこれからも目指してまいります。

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